結論ありき:全力で避けるべき
日本・海外問わず、長く生活をしていると緊急でお金が必要になることがあるかもしれません。しかし銀行や信金で低利でローンを組むには、カナダでは永住権を求められることが普通です。これはクレジットスコアが優秀であっても例外ではありません。消費者金融を検討する人もいるかもしれませんが、どのようなことがあっても絶対に避けましょう。日本に存在するもの以上に悪質な場合があります。
その何が危険か?
特に無担保(Unsecured)のPersonal Loanについての話になります。有担保のローンはやや低い金利でオファーされる場合がありますが、留学生・ワーホリ・ワークパーミット保有者が利用できることはないでしょう。
40%前後に及ぶ異常な高金利
日本では国の規制で20%を超える様なことはありませんが、カナダでは暴利をむさぼる消費者金融が溢れています。この暴利を得る為に必要以上の融資をしたがる会社も存在し、融資額が大きければ後述の不要商品のコストも膨らませます。
不要商品の押し売り
保険商品などの抱き合わせ購入を強要されるケースがあります。これらのコストを貸付金に最初から上乗せする会社も存在し、このコストは金利支払い額を膨張させます。Hidden Costと呼ばれるものですね。途中キャンセル可能な場合もありますが、彼らが販売する保険商品自体も高コストで購入する価値はないと思われます。
早期返済のペナルティ
一部の会社では早期返済をするとペナルティとして現金の支払いを求められる場合があります(有担保ローンの場合に多い)。仮にペナルティがないとしても、前述のコストを考慮するとペナルティが無いから良いという結論にはなり得ません。
事前対処が大切
生活の中にあるリスクをコントロールし、必要に応じて保険をかけておくことが大事です!多くの人は留学保険を持ってカナダに来ると思われます。もし留学保険の補償内容に必要なものが含まれていない場合や、保険が切れてしまった場合には、状況に応じて保険商品は現地で購入しておきましょう。
例えば、
・車の所有者ならキチンと保険を掛ける、BCAAのロードサイドアシスタンスを購入する。
・住宅を自分名義で借りる場合は、必要に応じて住宅保険を購入する。
短期的なコストをケチらずに、安心してカナダでの生活を送ってください!
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