カナダのサスカチュワン州(SK州)は、その美しい自然と住みやすい環境、そして多様性に満ちた文化で知られています。この州には、人口約120万人が暮らしており、その中には多数の移民も含まれています。この記事では、SK州の主要都市と移民の分布について説明します。SK州での移民生活に興味がある方、または移住を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
SK州の主要都市とは?
SK州には、人口の多い主要都市がいくつかあります。その中でも、最も大きな都市は州都のレジャイナ(Regina)で、次に大きな都市はサスカトゥーン(Saskatoon)です。また、その他にもヨークトン(Yorkton)やプリンス・アルバート(Prince Albert)などの都市もあります。
僕は2021年からSK州に住んでいます。どこに行くにしても車が必須だと考えておいた方が良いですよ!
SK州の移民分布とは?
SK州において移民の割合は、全人口の約13%にあたる約15万人程度となっています。SK州に移民してくる人々は、様々な国籍や背景を持っており、多様性に富んだ社会を形成しています。主な移民の出身国はフィリピン、中国、インド、アメリカ、イランなどであり、その他にも多くの国から移民が訪れています。
SK州に来る前に住んでいたBC州に比べると移民の割合はグッと少ないです。
主要都市ごとの移民分布
主要都市ごとに見てみると、レジャイナにおいては、フィリピンやインド、中国、アメリカからの移民が多く、多文化共生が進んでいます。一方、サスカトゥーンにおいては、中国、フィリピン、インドからの移民が多く、これらの移民は工業、技術、サービス分野などで活躍しています。また、ヨークトンやプリンス・アルバートなどの小規模な都市においても、多くの国からの移民が訪れ、豊かな多文化共生が生まれています。
SK州での移住のメリットとは?
SK州に移住することには、以下のようなメリットがあります。
SK州は、広大な自然と緑豊かな景色が広がる場所であり、住環境がよいことが特徴です。また、治安が良く、教育や医療などの公共サービスも充実しているため、家族での移住にも適しています。
とても過ごしやすい州ですが冬はとても厳しいです!ですが住宅価格はBC州の3割くらいのイメージなので、永住権さえ取ってしまえば将来設計はしやすいです。
SK州は、豊かな自然資源を持ち、農業や林業、鉱業などの産業が盛んです。また、技術やサービス分野などでも需要が高く、多くの企業が進出しています。このため、就職や転職の機会が多く、将来にわたって安定した生活を送ることができます。
SK州は保守的な傾向が強いかもしれません。永住を考えるならSKの大学やカレッジを卒業してから、現地で就職を目指していくと苦労することが少ないと思います。
SK州には多様な文化が存在しており、移民が多く住む地域では、その国や地域独自の文化や料理などを体験することができます。新しい文化や価値観を学ぶことで、自分自身の成長にもつながります。
州政府が積極的にカナダの文化保存と文化教育も行っているイメージがあります。移民を受け入れつつも、昔ながらの文化を残す姿勢に、僕は共感を覚えます。
SK州には、移民をサポートするためのプログラムが充実しています。例えば、英語の学習や就職支援、住宅や子育て支援など、必要なサポートを受けることができます。これにより、スムーズに移住生活を送ることができ、早期に地域社会に馴染むことができます。
就職支援に関して言えばJob fairなんかも頻繁にあります。カナダでの就労経験がある人であれば、そこそこの生活水準を維持できると思います。
以上が、SK州での移住におけるメリットです。SK州は、移民に対してオープンな姿勢を持っており、多様な文化や価値観が共存する美しい州であると言えます。