税制

このページではカナダの消費税や所得税について少しだけ触れた後に、タックスリターンの方法を簡単に解説します。


消費税

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カナダでは国と州政府それぞれが消費税を課しています。GST(国)、PST(州政府)という認識です。 ケベック州ではPSTがQSTへと呼び方が変わる特殊な場合がありますが、大きな差はありません。 両方をまとめてHSTとしている州もあります。課税対象になる商品は様々です。 例えば食材は国も州政府も免税対象にしていますが、成人用衣料品は両方で課税対象にしています。 その一方でBC州ではマッサージセラピーは州税は免除されるなど、課税される商品は様々なのでお住いの州について調べてみて下さい。 商品によって消費税は0%~15%まで幅広くなっているのがカナダの消費税です。


所得税

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所得税は毎回の給与から天引きされます。これに加えてEIとCPPが必ず天引きされるものになります。もしご自身の給与から天引きされている金額に違和感を覚えた場合は、カナダ政府がオンラインで提供している"Payroll Deductions Online Calculator"を利用してみてください。正確な数字が得られるはずです。


タックスリターン

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日本で言う確定申告です。仕事をしていると所得税が引かれますが、この額を調整するために確定申告をする必要があります。 多くの場合は税金が返ってきます。アルバイトをしながら大学に通う留学生は、収入にもよりますが$700~800程度返ってくることが多いようです。 逆に税金を滞納しているとペナルティがかかってしまうので、必ずタックスリターンはやりましょう。

大学卒業後にポスグラに切り替える方は、学費をタックスクレジットとして翌年以降に持ち越すことができます。カナダに残って働いた場合は、相当な額の所得税が返ってくる可能性があります。

タックスリターンの方法ですが、大学生を例にしたシンプルなケースで説明したいと思います。まず必要なものですが、以下の通りです。

  1. T1 General, Schedule1(国税), Form428(州税),Schedule8(CPP), Schedule11(学費:国と州の両方)
  2. T4(雇用主からもらう)
  3. T2202A(Post Secondary Educationを受けている学生のみ。大学から貰う)

T1 Generalのステップ順通りに進めて行くと良いと思います。ステップ4までで課税収入を計算して、次に国への納税義務額と州への納税義務額を計算する。 ステップ7で既に納税した額と納税義務の差し引きを計算して完了です。 T4をよく見ると各ボックスの上にその数字が、(1)の書類のどこに行くか書かれています。雇用収入がT1 Generalの101に入ると言った具合です。Schedule1とForm428はBasic Personal AmountやCanada Employment Amountの記入漏れに注意してください。全てのステップを完了するまでにSchedule1以降の書類を完成させながら、行ったり来たりを繰り返すことになり結構時間がかかります。 正直かなり面倒くさいので、Turbotaxのようなソフトを使ってオンラインで済ましてしまうか会計士に任せるのも手かと思います。 会計事務所に行くのは手間がかかるので、個人的なオススメとしてはオンラインで終わらせる方法です。ソフトを使うとこのリンク先の例のように簡単に作成できます。